日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塩谷健、以下「当社」)は、焼付フッ素樹脂原料の世界的な需給逼迫に伴い、同原料を使用する当社塗料製品の供給制限を実施せざるを得ない状況となりましたので、お知らせいたします。
新型コロナウィルス感染症沈静化に伴う、世界的な経済回復により、化学製品の需要量が急激に回復し、塗料用樹脂の受給が逼迫しております。更に、焼付フッ素樹脂は電子機器向けの半導体関連部材や自動車向けのリチウムイオン電池での需要が急増したことにより、世界的な原料価格の給湯とともに、調達が非常に困難な状況になっております。こうした状況を背景に、焼付フッ素樹脂サプライヤーにおいても供給制限が生じており、当社もその影響を受けて同原材料を使用する塗料製品の供給制限を実施することにいたしました。
当社は、お取引先様への当社塗料製品の安定供給を継続スべく、日本ペイントグループの調達機能会社である日本ペイントマテリアルズ株式会社とともに、焼付フッ素樹脂全サプライヤーに対し、同原材料の当社への必要数量の供給の実現に向けた交渉を鋭意重ねております。
お取引先様各位に置かれましては、同原材料の受給が改善するまでは、焼付フッ素樹脂を使用する当社塗料製品の供給制限をせざるを得ないことに付き、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
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